| ここでは当劇場に関連するニュースをお伝えします。 |
|
実践的な芸術の学校、四谷アート・ステュディウムでは、2007年度の受講生を募集中です(講義は04月20日より開始)。
同ステュディウムの講義の一つに、編集者の郡淳一郎さんと、造本家で遊戯詩作家の間美奈子さんが主宰する「編集オルタナティヴ」という講義があります。 「世界は一冊の美しい書物へと到るためにつくられている」として、編集とは世界をバラバラに分解し、使える素材を拾い集め、組み立て直し、世界に投げ返す技術だとする。つまり仕事を自分のものとして所有し、これしかないという形を与えて放り出さなければならない。この講座では、消費者=被害者から生産者=加害者へ反転するための手がかりとして、1年をかけて各自が自分用の「一冊の書物」を編集する。 ゲスト講義として、佐藤真砂(日月堂)「アナキストとしてのブキニスト」、山本貴光(哲学の劇場)「History of Ideas of Soft & Hard」、白井敬尚(グラフィック・デザイナー)「刻字・書字・活字・フォント・データ」、北見俊一(水仁舎)「人の似姿としての本」を行う。「DTPデザイン講座」との同時受講が望ましい。」 (サイト四谷アート・ステュディウムより転載) 当劇場より山本貴光がゲスト講師として参加させていただく予定です(日程は未定)。(八雲出) 四谷アート・ステュディウム |
|
朝日新聞、2007年01月03日の「モノサシ探し——文化の現場から(1)」にコメントを寄せました。
「コメントを寄せた」だなんて言ったらエラソーですが、実際には同記事をご担当の記者・野波健裕さんとお話をしたというのが事実に近いでしょうか。 「教養崩壊」が嘆かれるようになってもうだいぶ経つ昨今(と申しますか、明治・大正の時分から若者の教養崩壊を嘆く声はあったような気がしますが)、崩壊したものを嘆いていても詮無い(It is no use crying over spilt milk)。それではただ今現在のこの状況をどう捉えて、どうしていこうかしらということを模索する連続記事のようです。 そういえば前後して、『中央公論』2007年01月号に「教養を失った現代人たちへ」(丸谷才一+三浦雅士+山崎正和)という鼎談が、『論座』2007年02月号に「「コピペ(切り貼り)」化される教養」という特集が組まれていました。 私としては、「教養」という翻訳語(culture, Bildung)をそろそろ更新すべきときが来ているのではないか、という気もしています(だなんて、〈教養を失った現代人〉たる愚生が申しても説得力がないわけですが)。(八雲出) |
|
拙ブログ作品メモランダムにて、「2006年の印象に残った書物」についてメモをこしらえています。
10冊前後を選出しようと思って気軽にはじめたのですが、書いているうちに200冊を超えるリストになってしましました(笑)。さすがに一度にはコメントできないので、少しずつ更新しています。 そんなに挙げたら印象に残ったというより目を通した本を列挙しているだけじゃないか、と思われるかもしれません(たしかに。でもこう見えても一応1/10くらいには絞ってみたのです! と言ってみても言い訳になりませんかそうですか)。 なんの参考にもなりませんが、ご笑覧いただければこれ幸い。(八雲出) 作品メモランダム > 2006年の印象に残った書物 |
筑摩書房のちくまプリマー新書より、『問題がモンダイなのだ』を刊行しました。
世の中に問題の種は尽きず、あれを解決してもこれが持ち上がり、これをやっつけたと思ったらそれが出現……。 もちろん個々具体的な問題をどう解決するかも大切だけど、そもそも一体全体問題というものはなにゆえモンダイなのか。いわば問題の問題性を問題にした一冊です。あれこれの問題にとりかかる前に、一読すると問題が整理しやすくなるかも。 当劇場で、古今東西のいろいろな「問題集」を集めたブックガイドを特集しようかと構想中です(←また大風呂敷だけ広げてからに)。(八雲出) 『問題がモンダイなのだ』サポート・ページ |
2006年04月06日(木)より、三省堂書店神田本店5階科学書コーナーにて、「心脳問題ブックフェア」を開催しています(右写真はブックフェア用のパネルです。同書店のご許可を得て掲載させていただきました)。
このブックフェアは、ジョン・R.サール『MiND――心の哲学』(山本貴光+吉川浩満訳、朝日出版社、2006/03)の刊行を契機に、三省堂書店と朝日出版社のご協力を得て実現したものです。 テーマは、「心脳問題」。心脳問題(Mind-Brain Problem)といえば、古くは心身問題(Mind-Body Problem)として活発に議論されてきた難問のひとつですが、近年、脳科学の急速な発展と、そうした知見を応用した技術の開発・実用化に伴って、心と脳にかかわる問題は私たち非専門家にとっても他人事ではなくなりつつあります。脳や心に関する情報と製品が氾濫するなかで、惑わされることなく考え行動するにはやはりそうした情報を読み解くリテラシーが不可欠です。拙著『心脳問題――「脳の世紀」を行き抜く』(朝日出版社、2004/06)では、この問題について整理してみました。
また、今回翻訳した『MiND――心の哲学』はこれから「心の哲学」を学んでみたいという初学者にむけて書かれた入門的な教科書。とはいえ、学説を整理解説するに終わらないのが本書の特徴です。サールは、神経生物学の知見を正面から受け止めながら、心をめぐる諸問題を徹底的に吟味し、心脳問題に解決を与える自説も提示しています。
このフェアでは、私たちがかかわることになったこの二冊の書物をきっかけに、今回フェアを開催させていただく科学書コーナーという場所を考えながら、脳科学、医学、哲学、工学、創作の各分野から関連する作品を50冊ほど選ばせていただきました(それぞれの作品には一言コメントもつけています)。
また期間中、このブックフェアのために朝日出版社第二編集部の全面的なご協力を得て作成したフリーペーパー「哲劇珍報」創刊号「特集*心の哲学作品案内」(A4八つ折、カラー、マンガ付き)を同ブックフェア・コーナーで配布しています。三省堂書店神田本店のみでの配布となりますので、お立ち寄りの際はぜひ一部お持ち帰りいただけたらと思います。
なお、同フリーペーパーには数に限りがございますので、万が一品切れの際はご容赦くださいませ(八雲出)。 |
|
*本フェアをご担当くださっている三省堂書店の田口さんと朝日出版社の津金さんからコメントをお寄せいただきました。 科学書の担当者として、脳への関心の高まりには注目せずにはいられません。脳科学の発展は、心の解明だけでなく、医療や法律といった社会のありかたにも広く影響を与えていきそうな勢いです。『MiND─心の哲学』の刊行にあわせて開催中の「心脳問題ブックフェア」では、コミックからSF小説にはじまり、専門書、そして古代ギリシアの古典まで、色とりどりの関連書が一堂に会しております。 版元の朝日出版社様と訳者のお二人のご協力により、眺めているだけで楽しくなるような書棚ができあがりました。ふだんは4階より上にはいらっしゃらないという方も、どうぞお気軽に5階まで遊びにきてください。(三省堂書店5階 田口さん) このフェアは脳科学が話題の昨今、“脳”と“心”をテーマにして[科学VS哲学 ブックフェア]をやったら面白いんじゃないかと、『MiND』発売前夜の編集部との打合せ中に朧げなイメージが湧いたのが発端です。三省堂書店の田口さん、訳者である山本さん、吉川さんにご協力頂き「心脳問題ブックフェア」と相成りました。店頭には哲学・科学書は勿論、SF小説などジャンルも多岐にわたり良書が満載です。こんな機会は滅多にないので、是非一度ご覧になって下さい。(朝日出版社営業部 津金さん) |
|
三省堂書店神田本店 住所:〒101-0051 千代田区神田神保町1-1 交通:地下鉄神保町駅(半蔵門線・都営三田線・都営新宿線)より徒歩3分 営業時間:10:00〜20:00/電話:03-3233-3312 |
三省堂書店 三省堂書店 神田本店 5階 朝日出版社 『MiND――心の哲学』サポート・ページ 『心脳問題――「脳の世紀」を行きぬく』サポート・ページ |
|
サイトマップ | ホーム > ご意見、ご感想を webmaster@logico-philosophicus.net までお寄せください。
|