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五十嵐一 【いがらし・ひとし】 (1947-1991/07/11)


■略歴■

1947年、新潟県に生まれる。1970年、東京大学理学部数学科卒業。1976年、同大学院美学芸術学博士課程修了。同年より1979年まで、イラン王立哲学アカデミー研究員。1979年、イラン留学中にイラン革命を体験。1990年、サルマン・ラシュディ『悪魔の詩』(The Satanic Verses)を邦訳(同書の著者ラシュディは、イランの指導者ホメイニー師により死刑宣告を受ける)。バンド「ザ・エマーム」主宰。1991年07月11日、勤務先の筑波大学(当時助教授)で何者かの襲撃を受け死亡。


■作品■

1979  『イラン体験――落とされた果実への挽歌』(V books、東洋経済新報社)

1980  『クオ・ヴァディス・イーラーネ?――イラン革命の光と陰』(中東協力センター)

1981  イブン・スィーナー『医学典範』【翻訳】(科学の名著8、朝日出版社)

1983  『知の連鎖――イスラームとギリシアの饗宴』(勁草書房)

『中東共育のすすめ――イランの知恵と日本の無知』(東洋経済新報社)

1984  『音楽の風土――革命は短調で訪れる』(中公新書、中央公論社)

1986  『イスラーム・ルネサンス』(勁草書房)

1989  『東方の医と知――イブン・スィーナー研究』(講談社)

『摩擦に立つ文明――ナウマンの牙の射程』(中公新書919、中央公論社)

『神秘主義のエクリチュール』(法蔵館)

1990  サルマン・ラシュディ『悪魔の詩』【翻訳】(上下、プロモーションズ・ジャンニ)

『イスラーム・ラディカリズム――私はなぜ『悪魔の詩』を訳したか』(法蔵館)

1991  『中東ハンパが日本を滅ぼす――アラブは要るが、アブラは要らぬ』(トクマブックス、徳間書店)



■リンク■

『悪魔の章句』事件‐ラシュディの『悪魔の詩』出版をめぐって起きた一連の出来事について。



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