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ジョン・R.サール『MiND――心の哲学』(山本貴光+吉川浩満訳、朝日出版社、2006/03)のサポート・ページです。 このページでは以下の関連文書をご覧いただけます。 作品情報 目次 イヴェント 書評集 正誤表 ご購入の案内 ご意見・ご感想 |
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ジョン・R.サール 『MiND――心の哲学』 |
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![]() ――哲学的迷宮、その出口をさぐる。 ![]() 哲学から心理学・生物学・脳科学に至るまで、 多くの人の心をとらえて離さない、 「心とはなにか」という最難問への 第一人者による魅惑的なイントロダクション ■発行:朝日出版社 ■発売:2006年03月14日(ホワイトデー) ■頁数:四六判 395+xvページ ■ISBN:4-255-00325-4 ■定価:1800円(本体)+税 ■分野:哲学思想 装幀=中島寛子、装画=ルネ・マグリット「世界大戦」(La Grande Guerre, 1964) 編集=赤井茂樹+河西恵里(朝日出版社第2編集部) |
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ネッド・ブロック氏 ニューヨーク大学 明快でわかりやすく、説得力に満ちた魅力的な入門書がサールの手によって生まれた。本書でサールは「唯物論と二元論はともに誤っていると主張する」。これは従来の考え方に真っ向から反対するものだが、たいへん説得力をもっていると思う。中心的に論じられる「心」への深い洞察に立って、本書は「心の哲学」という大問題を精力的に踏破する。 クリストフ・コッホ氏 カリフォルニア技術研究所(『サイエンス』誌より) 最終章は「哲学と科学的世界観」と題されている。わずか三ページのこの文章こそ、世界中のすべての高校と大学で必読文献のトップに掲げられるべきだ。「心とはなにか? 心は世界のなかでどんな場所を占めるのか?」、そんな関心をもつ読者には必読だろう。一般読者への配慮から、哲学的な |
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本書は、アメリカ哲学界の重鎮ジョン・R.サールが書き下ろした「心の哲学」(Philosophy of Mind)の入門書である。心の哲学とは、その名のとおり、心の本性を問う哲学的分野の名称。とくに20世紀後半以降の英米を中心としてなされている議論をそう呼ぶことが多いようだ。もちろん、「心とはなにか?」という問いは、大昔から人びとを捉えて離さなかった大問題である。しかし現代の心の哲学は、高度に発達した自然科学(脳科学、認知科学、人工知能研究など)の知見を受け止めながら、その問いに答えようとしている点にその特質がある。
さて、本書の第一の売りは、原著副題の「A Brief Introduction」にあるとおり、全般的にたいへん平易な文体で書かれている点。読者対象として、哲学に興味をもつ一般読者や、哲学の初等コースを受講する学生などの非専門家が想定されている。もちろん、込み入った議論が必要な場合には若干の難解さは避けられないが、そうした場合であっても読みやすさにかんしては細心の配慮がなされている。これは40年におよぶ著者の研鑽とキャリアによってはじめて可能になった名人芸といってよいだろう。 本書の第二の売りは、現代の心の哲学をめぐってこれまでに提出されてきた諸回答――唯物論、唯心論、二元論、機能主義、行動主義、二重相貌説、等々――を詳細に解説するだけでなく、それらにいちいち検討と反駁を加えながら、最新の科学的知見をもとにしたサール自身の見解――生物学的自然主義――をも披瀝している。ここが単なる教科書(過去の諸学説の羅列)にとどまらない本書の魅力だ。 「訳者あとがき」より |
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はじめに この本を書いたわけ
第一章 心の哲学が抱える十二の問題 I デカルトが残した災い II さらに四つの問題 III デカルトの回答 第二章 唯物論への転回 I 二元論の困難 II 唯物論への転回 III 唯物論の歴史――行動主義から強い人工知能まで IV 計算と心的過程 V その他の唯物論 第三章 唯物論への反論 I 唯物論への八つ(と半分)の反論 II 唯物論からの応答 III 結論 第四章 意識I――意識と心身問題 I 四つの誤った仮説 II 心身問題の解決 III 誤った仮説の克服 IV 唯物論でも二元論でもなく V 唯物論と二元論への反駁のまとめ 第五章 意識II――意識の構造と神経生物学 I 意識の性質 II その他の哲学的アプローチ III 神経生物学のアプローチ IV 意識、記憶、自己 V 結論 第六章 志向性 I 志向性はいかに可能か II 志向性の構造 III 二つのインテンショナリティ――志向性と内包性 IV 志向内容の決定――外在主義をめぐる二つの議論 V 内在的な心的内容――行為者と世界の関係 VI 結論 第七章 心的因果 I ヒュームによる因果の説明 II 因果は経験できないのか III 物理的世界の因果的閉鎖性と心的因果 IV 心的因果と行動の説明 第八章 自由意志 I 自由意志はなぜ問題になるのか II 両立説 III 心理学的決定論 IV 神経生物学的決定論 V テストケースを組み立てる VI 結論 第九章 無意識と行動 I 無意識の四タイプ II 結合原理 III 行為の無意識的な理由 IV 無意識の規則に従うこと V 結論 第十章 知覚 I II 感覚与件論の帰結 III 感覚与件論への反駁 IV 直接実在論のための超越論的な議論 第十一章 自己 I 自己にかんする三つの問題 II 人格の同一性に固有の問題 III 人格の同一基準 IV 人格の同一性と記憶 V 非ヒューム的な自己 VI 結論 おわりに 哲学と科学的世界観 訳者あとがき 事項索引/人名索引 |
ブックフェア「心脳問題」
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| 本書に寄せられた書評、コメントをご紹介します。 |
山形浩生氏による書評
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『Cut』2006年5月号、vol.196、rockin'on |
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茂木健一郎氏による書評
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『読売新聞』2006年5月1日、本よみうり堂 YOMIURI ONLINE > 本よみうり堂 > 書評(読売新聞)
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後藤岳史氏による書評
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『pen』2006年6/1号、No.176、阪急コミュニケーションズ |
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服部裕幸氏による書評
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『図書新聞』2006年6月10日、2777号 |
| 刊行後に発見された誤植・誤訳の一覧です。訂正してお詫び申し上げます。 |
| NO. | 頁 | 行 | 誤 | 正 | 備考 |
| 01 | 115 | 6-7 | 「無視しているしている」 | 「無視している」 | |
| 02 | 318 | 7 | 「なぜ人にはが足があると」 | 「なぜ人には足があると」 | |
| 03 | ix | 14 | 「土屋恵三訳」 | 「土屋賢二監訳」 | |
| 04 | 379 | 10 | 「酸素原子は一つの電子をもつ」 | 「水素原子は一つの電子をもつ」 |
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紀伊国屋書店
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